アプリ内課金とは、アプリケーションにあるデジタルコンテンツを販売できるようにする Android マーケットのサービスです。このサービスを使って、メディアファイルや画像、およびゲームレベルや魔法の薬といったバーチャルコンテンツを含む、さまざまなコンテンツを販売することができます。
Android マーケットのアプリ内課金サービスを使って、アイテムを販売すると、Android マーケットがチェックアウトに関する細かなことすべてをハンドリングしてくれるので、アプリケーションで直接金銭上のトランザクション処理が不要になります。Android マーケットは、アプリケーションの購入で使用されているのと同じチェックアウトサービスを使用するので、ユーザの購入操作の流れは統一されていて、なじみのあるものになります ( 図 1 参照 ) 。また、アプリ内課金の購入に対するトランザクション手数料は、アプリケーションの購入に対するトランザクション手数料 ( 30% ) と同じです。
Android マーケットを介して公開したアプリケーションであれば、アプリ内課金を実装することができます。Android マーケット公開用アカウントと Google Checkout 販売者アカウント以外に特別なアカウントや登録は不要です。また、サービスは専用のフレームワーク API を使用していないことから、最小 API レベル 4 以上を使っているアプリケーションであれば、アプリ内課金を追加することができます。
アプリケーションへのアプリ内課金の統合を支援するために、Android SDK ではアプリ内課金のシンプルな実装をデモしたサンプルアプリケーションを提供しています。サンプルアプリケーションには、アプリケーションにアプリ内課金を実装するために使用可能な課金関連のクラスの例が含まれています。また、そこにはアプリ内課金で使用すると思われるデータベース、ユーザインターフェイス、およびビジネスロジックの実装も含まれています。
重要: サンプルアプリケーションは、アプリ内課金の実装可能とする方法の例で、機能しますが、製品となるアプリケーションでそれを使用する前に、サンプルコードの変更と難読化を行っておくことを強く推奨します。詳しくは セキュリティと設計 を参照してください。
アプリ内課金サービスについて学び、アプリケーションにアプリ内課金の統合を始めるには、以下のドキュメントを読んでください。
- アプリ内課金の概略
- サービスの動作のしくみと標準的なアプリ内課金の実装の手本を学びます。
- アプリ内課金の実装
- この段階的なガイドを使って、アプリケーションへのアプリ内課金の組み込みを開始します。
- セキュリティと設計
- これらのベストプラクティスをレビューし、実装したアプリ内課金が安全かつきちんと設計されていることを保証するのに役立てます。
- アプリ内課金のテスト
- アプリ内課金のテストツールの動作のしくみを理解し、アプリ内課金の実装をテストする手法を学びます。
- アプリ内課金の管理
- 商品リストのセットアップ方法、テストアカウントの登録方法、および払い戻しの取り扱い方法について学びます。
- アプリ内課金リファレンス
- Android マーケットの応答コードとアプリ内課金インターフェイスに関する詳細情報をここで得ます。